部分痩せが難しい太ももでも、脂肪吸引でバランスのとれた脚線美が実現できます。
脂肪吸引の手術は、クリニックによってその手術時間がだいぶ違います。確かに簡単に終えようと思えば、非常に短時間で行なうことができるのです。例えば、「太もも全体の脂肪吸引」を行なう場合、麻酔(硬膜外麻酔)からスタートして、当院では約6時間の手術時間を要します。
当院では細いカニューラを使用することにこだわり続けます。小学校の図工でサンドペーパーを使ったときのことを思い出してください。目の粗い紙ヤスリでこすると“ザラザラ”に仕上がりますが、目の細かい紙ヤスリを使うと非常に“滑らか”に仕上がることが記憶にあるのではないでしょうか。
脂肪吸引の作業もこれと全く同様で、太い(すなわち粗い目)カニューラで行なった場合には、表面に少なからず凹凸が出現します。細い(すなわち細かい目)カニューラは皮膚表面に凹凸を残すことがないのです。
吸引時間は一般クリニックの2~3倍の時間をかけて、大量の脂肪を凹凸なく丁寧に吸引していきます。
太ももの吸引は、吸引部位のデザインがとても重要です。もともとの脚の形にもよりますが、一般的には、内側、特に内側のつけ根部分、外側への張り出し、膝周囲、臀部(お尻)の下側を重点的に吸引します。太ももの吸引で大切なことは(1)女性らしさ、(2)脚を長く見せる、(3)タルミを残さないということです。
(1)女性らしい太もものライン

太ももを吸引するときに特に大事なことは、そのデザインです。
例えば、太ももの内側を、上、中、下に分けて考えた場合、大半の方が脂肪を取りたいと願うのは、内側のつけ根(上)、膝周囲(下)です。中央部は、皮下脂肪の薄い方が多いです。
カニューラは、通常、鼠頚部と膝の裏から挿入します。もちろん、下着で隠れる部分を中心に目立たないところから、直径2.5~3.0mmのカニューラを入れるのですが、カニューラの長さや距離を考慮しませんと、本当に取りたい部分の吸引(上部、下部)ができず、逆に取らなくても良い太ももの中間部を吸引することになります。結果、脚の間に不自然な隙間があき、ゴツゴツとした印象になります。むやみに吸引するのではなく、吸引するべきところ、吸引してはいけないところがあるのです。手術を始める前に立位で、太もも全体のバランスを見ながらデザイン(マーキング)をし、脂肪の多い部分(つけ根 膝周囲)から重点的に吸引します。
(2)脚を長く見せる

脚を長く見せるには、太ももの外側の張り出した部分から、臀部の脇に至るまでのラインを、吸引します。大腿の張り出し部分のみではなく、少 し上までなだらかなラインを描くように吸引しますと、脚の始まりの位置が高くなり、見た目には、細くなったうえに脚が長く見えるようになります。
(3)タルミを残さない

ヒップの下の脂肪(A)はヒップを乗せている土台となりますので、この部分を取り過ぎてしまうと、(B)のようにお尻が垂れた状態となってしまいます。 太ももの吸引は、丁寧に大量に吸引すると、あらゆる方に「とても細くなった」と実感していただける部位です。また、バランスを考えて吸引を行なえば脚が細くなるだけではなく、長く見えるようになります。